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相続時精算制度を使うべき人③

将来、値上がりしそうな財産がある人は、相続時精算課税制度を選択すると節税ができます。なぜなら、相続時精算課税制度を使って贈与した財産は、贈与時の価値で相続時に課税されるからです。値上がりしそうな財産とは、再開発計画のある土地・値上がりしそうな株式、有名になりそうな画家の絵画などです。例えば、贈与時点での価格が1,000万円の土地が、再開発地区に指定されて10年後には5,000万円まで値上がりする可能性があるとします。この場合、土地価格が1,000万円の時点で贈与をすれば、相続発生時には「贈与時の1,000万円」に対してだけ相続税が課され、相続時にもし土地が値上がりしていても、値上がり分は課税されないので節税ができます。このように、将来的に資産価値が上がりそうな財産の場合には相続時精算課税制度の利用がおすすめです。
その反対に、将来その財産が値下がりした場合は、相続時には値下がりした価格ではなく、贈与したときの高いほうの価格で課税されて損をするというリスクもありますので、注意が必要です。
 
 
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